無駄遣い備忘録 『 漢の腕時計編 』

とにかく浪費癖のある僕が買った腕時計の備忘録 ダイバーズウオッチが大好きですが、ダイビングはしません😁

【CITIZEN 8951ー085752】発見!!CITIZEN ARNIE ANA-DIGI 80´s

2019年にアーニーこと、SEIKO Hybrid Diver H558-5009(1982年~)が、ソーラームーブメントH851搭載で復活を遂げた。

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【写真はSEIKO公式webサイトからの転載です】

 

アーノルド・シュワルツェネッガーが映画「コマンドー」や「プレデター」で着用していたハイブリッドダイバーだ。

【ハイブリッドとはアナログとデジタルを組み合わせたSEIKOの時計の総称  ハイブリッド=アナデジ

そして、今回紹介するのが

CITIZEN 8951ー085752【504-5873】

アナデジダイバー1984年製だ。

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 見ての通り、セイコー アーニーのオマージュである。

H558とは液晶の位置が上下で違うが、その後の海外モデルには液晶が下に付いたH601-5480が存在する。H601の方は 海外モデル特有の文字盤にSPORTS 150表記があるので防水性能が15BAR程度のダイバータイプだと思われる。

そんなH601でも海外ではArnieと呼ばれ人気があり入手難度は高い。

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少し話がそれたが、このシチズンアーニー(CITIZEN ARNIE)は海外流通モデルだったのか?あまり国内では見かけない希少モデルである。

見た目は本家アーニーを彷彿させる出で立ちで雰囲気は良いのだが、WATER RESIST 100の表記からもわかる様に、10BAR程度の防水性能なので貧弱な外胴プロテクターや、ハメ込み式の裏蓋などスペック面も質感も含め本家アーニーの方が数段上である。

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もともとは本家アーニーのH558-5009を探していたのだが、ハイブリッドのためアナログとデジタル部分が共に正常な個体は少ない。また外胴パーツが破損している個体も多く、状態の良い個体は価格も高い。

そんな中たまたま発見したのがシチズンのアーニーだった。

残念ながら本格ダイバーではないが、なかなかの珍品なので、思わず飛び付いてしまったのだ。

セイコーと比べて流通数が少ないシチズンであるのと文字盤に自発光塗料(プロメチウム147)が使用されているのも購入にあたって僕にはポイントが高かった。

既に発光は弱くなっているが、良い色にインデックスは変色している。

※シチズの腕時計は自発光塗料を使用している文字盤に「P-JAPAN-P」とプリントしてある。

シチズンは法の安全基準に基づき、夜光塗料にプロメチウム147という放射性物質を使用していたが、1998年以降に生産した製品には放射性物質は使用していない。
現在は蓄光性の夜光顔料を使用しており、これには放射性物質は含まれていない。 

プロメチウム147の半減期は約2.6年と言われている。

 

状態は良くないが今回は比較的安価に手に入れることが出来たので大変満足している。

 

やっぱり次はセイコーアーニーだ!!

 

WATCH DATA 】
⌚サイズ

ケースサイズ:約46mm(リューズ含む)
ベゼル径:約42mm (両方向回転)
厚さ:11mm
ラグ幅:20mm
 

⌚機能 

カレンダー
クロノグラフ
アラーム 2セット
タイマー
時報
液晶の豆球
ハック機能

 

 【操作方法】

中央のリューズを押すとモード変更

リューズを一段引いて、左右に回すとデジタル部の修正ができる。

更にリューズを一段引き出すと、アナログ部の時刻調整ができる。

 

【追記】

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海外のプロマスター販促用のポスターに掲載されているのを発見した。

シチズンの代表的なモデルと一緒に並んでいるので、それなりに力を入れていたモデルだったと思われる。