無駄遣い備忘録 『 漢の腕時計編 』

とにかく浪費癖のある僕が買った腕時計の備忘録 ダイバーズウオッチが大好きですが、ダイビングはしません😁

【 CITIZEN クロノグラフ 0510-K16024CKW 】あなたの「SPEED MASTER」は大丈夫ですか?

どうも! ご無沙汰しております。

庶民派腕時計ハンターのダイスです。

ブログはサボっていましが、相変わらず腕時計はコツコツと買い続けております。

早速ですが、今回は新たに入手した

シチズン クロノグラフ(通称スピードマスター)  

の話です。

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この腕時計はインダイヤルの位置こそ変えてありますが、オメガのスピードマスター似のルックスで、シチズン「スピードマスター」のニックネームで海外では非常に人気があるモデルです。 

インスタグラムなどでも検索するとベルトを革ベルトに交換したりして遊んでいる愛好家のカッコいい画像を見つけることができます。

ちなみに、この腕時計の海外での品番はOXY  AN0880-57L(BLUE)で、OXY名が付いているモデルです。

腕時計本体にOXYのロゴは入っていませんが、僕のイメージだとOXYのロゴが入っているモデルは廉価版のスポーツモデルというイメージなので、このモデルにロゴを入れなかったのは正解だったと思います。

そのため廉価版のイメージは無く高級感が増し、このモデルの人気にも繋がったのではないでしょうか。

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画像右側は同じムーブメントを搭載した【 0510-S68211 HST 】OXY ミリタリークロノグラフです。やはりOXY名が入るだけでカジュアル感が増し、全然イメージが違いますよね。

 

さらに調べてみると、カラー展開はBLACKはもちろん他にSILVERもあったようです。

BLACKとBLUEは今までに何度かUSEDで見つけているので、頑張って探せば現在でも程度の良い個体が入手できるかもしれません。

既に手元にはありませんが、実際にBLACKは過去に3本所有していたことがあり、更に今回入手した個体とは別のBLUEを先月店頭で発見し買うか悩んでいたのですが、価格と状態のバランスが悪かったので購入には至りませんでした。しかし、最近新たに他の店でBLUEを再度発見し今回は状態も良く価格も相応だったので入手しました。

この様に今までに5本のシチズンスピードマスター(USED)の実物を見てきたのですが、見てきた5本全てに共通する残念な症状があることを発見しました。

 

その残念な症状とは?

 

 

 

たった5本のサンプルなので、たまたま運が悪く偶然なのかもしれませんが、実物を見てきた全てのスピードマスターの風防内側が雲っていたのです。

以前所有していたBLACKの3本中1本は購入する前から風防内側に汚れ?曇り?と明らかにわかるレベルで雲っていたのですが、入手が困難だと思い妥協して購入しました。その後の2本は満遍なく内側がうっすら雲っていたので購入時は気付きませんでしたが、明るい場所(屋外)で見てみると、はっきり雲っているのに気付き、気付いてしまうと気になってしょうがなかったので、時計屋で3000円払って内部点検と合わせて風防内側をキレイにしてもらったのを記憶しています。

 

今回入手した個体は?

前置きが長くなりましたが、それでは今回入手した個体を見てみましょう。

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どうでしょうか?

わかりにくいですが、雲っています。

曇っていると風防にインデックスやカレンダーが反射して亡霊の様に映り込んだりするので、かなり気になります。

曇り除去に3000円は払いたくないので、今回は自分で拭き取りにチャレンジしてみました。

裏ブタを開けて

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リューズを抜くオシドリの場所も丁寧にPUSHと書かれていたので、リューズを押し込んだままの状態で、細いピンで押すと簡単にリューズが抜けました。

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ムーブメントを取り出してみましたが、チャプターリングは取り外し不可でした。

取り敢えず風防の内側を綿棒で擦ってみると…

これだけ汚れていました。

セーム皮でキレイに拭きあげ、エアーでホコリを飛ばし、気休め程度ですが100均で買っておいたメガネ用の曇り止めクロスで仕上げました。

そして、再度ホコリの混入がないかをチェックし終了です。

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 いかがでしょうか?

ずいぶんキレイになったと思いませんか?

ついでにプッシュボタン周りに汚れが溜まっていたのでキレイにしておきました。

 

◇まとめ◇

あまり気にしなければ、特に気になる程の曇りではなかったのですが、いざ分解して拭き上げてみると作業前と後では比べ物にならないぐらい風防がクリアになりました。

表記的には10気圧防水となっていますが、ネジ込み式のリューズではないですし、プッシュボタンもあるので、その辺りから水分が侵入しやすいのかもしれません。そのため、プッシュボタンが錆び付いて動きが悪い個体もありました。

今回は無事に拭き上げができましたが、なるべくならムーブメントを取り出したくはないので、水回りでは気をつけて使用する事をオススメします。

 

同じ腕時計をお持ちの方

あなたの「SPEED MASTER」は大丈夫ですか?

 

 

 

 

 

【 SEIKO S240-400A PULSE METER (SBBQ005) 】グッドルッキングなヘルスウォッチ 【レビュー】

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セイコーイエローをベースにアーチ状のデジタル表示と、ど真ん中に赤色のハートマークを配置したこのデザイン!

 

「グッとくるデザイン」だと思いませんか?

 

セイコーファンじゃなくても、ついつい目を奪われてしまうミニオンズ」のようなデザインがおもしろく、みつけたら絶対に欲しくなてしまう魅力的なデザインの腕時計です。

ちなみに、デザインが優れた物事に贈られるグッドデザイン賞を1990年に受賞しています。

やはり良いデザインの腕時計は何年経っても色褪せませんよね。

80年代から90年代にかけて登場したツールウォッチはデザインが秀逸で名品が多いので集め出したらキリがないんですけど、いざ探してみるとこんな感じのデジタルスポーツウォッチも最近ではなかなか目にしなくなったような気がします。

そもそも使用目的が限られた特殊な腕時計なので流通数も少なく、破損したり故障したら修理せずに捨てられていたのが普通だと思うので現存数が少ないのは容易に予想できます。さらに年々希少性が増してきているのと、現代にはないデザインが再注目され今のうちに確保しておこうと僕みたいに探しまわっている人が国内外問わず増えてきているのも事実だと思います。

そのためか状態の良い個体は徐々に高騰してきていますが、ヴィンテージのダイバーなどと比べればまだまだマイナーなコレクターズアイテムなので、お手頃に掘り出し物をみつけられるチャンスもあると思うので探してみるのも楽しいですよね。

 

それでは見ていきましょう。

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【SEIKO 1990年 販売店仕入れカタログより転載】

今回紹介するパルスメーターはSEIKO SPORTSのランナーズ と呼ばれるシリーズから派生した一本でパルスメーターを搭載したモデルとしては3代目にあたると思われます。

今でこそ普通ですが、腕時計に時間を知る事以外に専門的な機能を持たせた多機能時計としては、1982年に登場した初代パルスメーター(S229)がはしりで、巷のヘルシーブームに乗って当時では大いに注目されたようです。

その後の1985年には胸にアダプターを直接装着して走行中でも常に心拍数を腕時計に自動表示することができる(S234)が本格ランナー向けに登場しています。

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※S234-5000(ALIEN 2着用モデル)

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【モノマガジン別冊 1985年 How To Wrist Watchより転載】

↑この様な物々しい装置を見ると、さすが1964年 東京オリンピックの公式時計に採用されてから、数々のスポーツ大会の計時を担当してきたSEIKOだけあって、スポーツ分野の腕時計に積極的に取り組んでいたのがわかります。このパルスメーターも当時としては相当力を入れていた代表的な腕時計の1本なのではないでしょうか。

【サイズ】

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【操作方式】

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Aボタンがモード切り替えボダンで

TIME表示→STOP WATCH表示→TIMER表示→ALARM表示

に切り替わっていきます。

■時刻, カレンダー合わせ

Aボタンを押してTIME表示にする。

Bボタンを長押しすると、秒が点滅しDボダンで修正できます。

Cボタンを押すと、【秒→分→時→日→12時間/24時間→年→月】へと修正できる箇所が移動していくので、Dボタンで修正

全て合わせ終わったらBボダンを押して終了

 

※基本的にTIMER ,  ALARMの設定もBボタンの長押しで点滅させ、Cボタンで修正する箇所を選択してDボダンで修正する感じです。

 

心拍計(脈拍計)の使い方

※腕から腕時計を外した状態でも心拍を測定可能

Eボタンを押して「心拍(PULSE)表示」にする。

Eボタンの右側にあるタッチセンサーの上に指の腹を軽くあてる。

中央のハートマーク(モードサイン)が周期的に点滅を繰り返すので、その時の表示を読み取る。

※測定開始してから、表示値が安定するまでに数秒間かかるので、数値が安定してからの表示を読み取る。

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【パルスメーターの活用方法】

この時計は「安静時の心拍数」、運動した時の「上限(目標)心拍数※1」、実測心拍数を用いて【運動強度:百分率(%)】を表示させることができます。

※1 上限(目標)心拍数 = 安静時の心拍数+(220-年齢-安静時の心拍数) × (係数:0.6~0.8)

係数は体力に自信のある人は0.8、体力に自信のない人は0.6を使用する。

■運動強度を表示させる方法

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平常値(安静時の心拍数)、上限値(上限心拍数)を設定する。

① Eボタンを押しPULSE表示にする。

②Bボタンを長押しすると、「平常値」と⬇️が点滅するので、Dボタンを押して数値をセットする。

③Cボタンを押すと「上限値」と⬆️が点滅するので、Dボタンを押して数値をセットする。

④合わせ終わったら、Bボタンを押してPULSE表示に戻す。

上記の設定をしておくと、運動後の心拍測定時に運動強度が%で表示される。

※この時計の心拍測定方法は、光電脈波検出方式を採用

指先の毛細血管内を流れる血液の脈流を光で感知し、電気信号に置き換えて計算し、1分間あたりの心拍数としてデジタル表示させている。

セイコースポーツ パルスメーター 取扱説明書より転載】

【 SEIKO KINETIC 5M42-0E60 】ヨルグ・イゼック氏の名品「アークチュラ」再び!! 【レビュー】

コロナ禍でストレスばかり溜まる毎日ですが、年末におもしろい腕時計を2本発見し入手したので、その内の1本を今回は紹介しようと思います。

時間があればリサイクルショップでトレジャーハントをしている自称トレジャーハンターの僕ですが、2年振りぐらいでしょうか?久しぶりに訪れた店で、一際存在感を放つこいつを発見しました。トレジャーハンター歴は長いですが、このモデルに店頭で出会うのは初めてだったのでお宝発見です。

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これは、以前紹介した「アークチュラ」シリーズのダイバータイプで、1997年にヨルグ・イゼック氏デザインで登場した初期キネティックの1本です。

同氏デザインで同じく1997年に登場したタグホイヤー 「キリウム」と同様に流線型のデザインが特徴的ですね。

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出典:Calibre11

多少磨いてキレイにしましたが、今回入手した個体は使用感満載な状態で、さらにオリジナルのブレスではありませんでした。ブレス込みでヨルグ・イゼックデザインなので、ブレス欠品は痛いのですが、価格とのバランスを考慮して今回は購入しました。

キネティックの腕時計を買う時には、店頭で稼働していない場合が多いので振って動くかを確認するのですが、完全に二次電池が死んでいない限り普通に動き出します。

しかし、普通に動いたからといっても二次電池が弱っている事が多く、今回の個体も着用時は精度良好で動いていますが、動かさないと翌朝までバッテリーがもたない状態でした。

購入時の判断が難しいAGSやKINETICの腕時計の中古品は二次電池保証無しで安く売られている事が多いのですが、まれに二次電池が交換されており古い個体なのに何日も稼働するラッキーな個体もあります。しかし、ダメな場合が多いので、二次電池交換費用も考えて購入すのが良いですね。

 

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【 SEIKOウオッチカタログ1998年より転載 】

カタログで確認してみると、ブレスはステンレスとウレタンのコンビだったようで、さすがに登場から20年以上経過しているので、ウレタン部分が劣化したりして交換したと思われます。買った時にはBearのステンレスブレスが装着されていましたが、取り敢えずレザーベルトに交換してみました。

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デザイナーズの腕時計はブレスの形状が特殊な場合もありますが、これは意外にもベルト取り付け部の形状がノーマルでストレートだったので、ベルトの選択肢は多くセイコー純正のダイバー用ベルトなども装着可能でした。

【 レビュー 】

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3M22-0D49と比較してみると、大きさはもちろんですが、質感等も含め全くの別物でした。さすが定価10万円だけあって、細部まで丁寧に仕上げてあり高級感があります。

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 軽量な革ベルトを装着していますが 96g もあるので、機械式のブラックボーイ(7S26-0020)などと同等の重さではないでしょうか?さらに純正ブレスだとかなりの重量感だと思います。

【外観】

ヨルグ・イゼック氏らしいデザインのベゼルはポリッシュ仕上げでゴールドの差し色が高級感を出すには良いアクセントになっています。

また、【ベゼル + 風防 + ケース】との一体感が素晴らしく、ベゼルの回転は120ノッチでネチネチと気持ちよく回ります。

しかし、全体的な一体感を重視したデザインなので、ベゼルサイドがケースに沿うように薄くなっており指で掴みにくく多少操作性が犠牲になっています。さらにリューズもデザイン重視の形状のためか小型で、ゴールドのリューズ部分を引き出すには爪先などを引っかけて引き出すのですが、リューズ自体が小さく滑り止めの加工もないので操作はしにくいです。

 

文字板には12時の位置から6時の位置にかけてアークチュラのシンボルであるグラデーションになっているインジケーターがあります。そのインジケーターは文字板の1層目ではなくアーク状にくりぬいてある2層目にプリントされており、平面の文字板に奥行きを出しています。これは以前購入したアークチュラ(3M22-0D49)には無いギミックです。

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ドットのインデックスはルミブライトで通常のダイバーズウオッチのインデックスと比べるとかなり小さめですが、トータルのバランスから見ると完成度の高い上品な仕上がりになっています。

また、長針、短針はアークチュラシリーズで統一されたデザインになっていますが、秒針のみ他のアークチュラとは違うダイバーズウォッチ仕様の根もとにドットが付くタイプの針を採用しています。

 

【 まとめ 】

このモデルを調べていてわかったのですが、海外ではそれなりに人気がありコレクターアイテムになっているようです。

やはり、ブラック文字板の方が多く流通しているようで画像も多く出てきますね。

僕も今回購入して一番に感じたのは、やはり以前購入した3M22-0D49とは比べ物にならないぐらい作りが良いことです。

もともと、このモデルが欲しくて探していたわけではありませんでしたが、実物を見て即購入に至るほどデザインが素晴らしく魅力的な腕時計であると僕は思いました。

その点も海外で評価されている要因の一つなのでしょうか?

現状、二次電池が弱っているのでバッテリー交換を自分で行うか悩んでおります。

実際DIYで交換されている方も多いので、チャレンジしてみる価値はあるとは思いますが、しばらくは純正ベルトを探すトレジャーハントで楽しもうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【 SEIKO 7548-700B 】一生モノ!? タフすぎる腕時計 オーバーホールへの道

皆さんは腕時計を買う時、何を基準にして選んでいますか?

ブランド、デザイン、機能、価格などで選んだり、誰かによる影響や憧れなんて事もありますよね。

それぞれの人が様々な基準で腕時計を選んでいると思いますが、僕が腕時計を選ぶ時の基準は使い込んでエイジングを楽しみながら育てていける時計。つまり、キズがついても似合う腕時計で、多少ラフに扱っても耐えられるタフな腕時計をなるべく選ぶようにしています。

そして、これが重要なんですが、現在新品では購入できない腕時計に、より特別な魅力を感じます。

これは若い頃に影響を受けた1点物の古着の中から自分好みの服を探し出す楽しさであったり、かつてのG-SHOCKブームの時のように、よりレア度の高い物を所有したいという当時の思いからきているのではないかと思っています。

そんな趣向なので、古き良き時代の同じ様な腕時計ばかりが増え続けているのですが、やはりこれらの腕時計にはヴィンテージ加工では再現できない長年使い込まれてできた使用キズであったり、経年による色褪せや劣化によって出る独特の雰囲気があり最高にカッコ良いんですよね。

しかし、僕好みの実用時計はメンテナンス状況が不明な場合が多く、ほとんどの個体が1度もオーバーホールされる事無く現在に至っていると思うので、すぐに故障したり不具合を起こすリスクが高いのも事実です。

そんな基準で収集してきた僕のコレクションの中には、今年で製造より40年を迎えた腕時計があります。

それはSEIKOの7548-700Bと以前紹介したCITIZEN4-732316-TAで、たまたま2本ともPEPSIベゼルでした。

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今回は【PYH011】7548-700Bの話

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【 SEIKOウオッチカタログ1979年より転載 】

【  購入時期 】

1979年に登場したクォーツダイバーの初期モデルで、これぞ『SEIKO DIVER´S』の顔をしており現在でも根強い人気があります。

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【 SEIKOウオッチカタログ1979年より転載 】

また、6306サードダイバーの後継機であり、共通パーツもあるので部品取りに使われる事も多く、ジャンク品でもそこそこの値が付くのが特徴です。

また、現在の相場では考えられないですが、当時の定価は7548の方がサードダイバーより高いですね。

話を戻して、実はこのモデルを買ったのは2回目で以前にも同モデルを所有していたのですが既に手放しており、これは2年ぐらい前に再度中古で購入した個体です。

珍しく実物を見ないで購入した時計で、商品説明には『電池切れですが年代の割に美品です』と記載があったので入手したのですが、針に腐食があったり、風防にも深い点キズがあったのでガッカリした事を覚えています。

中古なので、多少のキズは我慢できますが、針の腐食は浸水した可能性もあるので記載して欲しかったですね。絶対に買わないので!到着時は電池切れで不動だったので動くか不安でしたが、バッテリーを交換したら問題なく稼働しました。

【 突然の故障!? 】

この7548-700Bは今月(12月)でちょうど40歳を迎えたのですが、突然時間が遅れるようになってしまいました。

寒くなってきたからなのでしょうか?

メンテナンス歴も不明だったので、このタイミングで不具合が出てきたと思われます。

【  症状 】

時間が遅れる原因としては、文字板の35分辺りで、秒針がピクピク足踏みしていました。そして、しばらくするとまた動き出す感じです。そのため少しずつ時間が遅れていくようです。

【 とりあえずの対策 】

以前バッテリー交換をしてから2年程経過しているので、バッテリーが弱ってパワー不足になっているのでしょうか?

一応バッテリー寿命は3年のはずで、バッテリー切れ予告の2秒運針にもなってないのですが、とりあえず仕事帰りに一級時計修理技能士の営む時計店へバッテリー交換に行って来ました。

店主には「バッテリーは弱っているけど、バッテリーが原因じゃないかも?」と言われましたが、駄目元でお願いして交換してもらいました。

改善しない場合はオーバーホールをすすめられましたが、部品交換が必要な場合「古い時計なので部品が入手できないかも?」との事でした。そこでオーバーホールを依頼すると費用は1万円ぐらいだそうです。やはり国産クォーツのオーバーホールは安いですよね。

【 バッテリー交換の結果は? 】

2日間ウォッチボックスに入れて様子を見ましたが、問題ないようでしたので3日目に仕事に着けていきました。

とりあえず問題ないと思っていましたが、家に帰る頃には30分程遅れていたので、どうやら着用していると遅れていくようです。

覚悟はしていましたがオーバーホールが必要な状態のようです。

【 オーバーホールするの? 】

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正直この個体をオーバーホールに出すか悩みました。

僕のコレクションの中では着用機会の少ないPEPSIベゼルであるのと、そこまで状態が良い個体ではない事がネックになっていましたが、改めてこのモデルの文字板のデザインの良さと、ヴィンテージならではの雰囲気を再評価し結局オーバーホールに出す事にしました。

 今回のオーバーホールは以前2625-001Aを修理していただいた、近所にある工房にお願いすることにしました。

こちらの工房は老舗で古い腕時計も得意としているので、こちらに出す事に決めました。

職人さんが言うには、この時代の腕時計は部品も丈夫なので、だいたいオーバーホールすれば直るとの事でした。

年内に仕上がるかどうからしいので、またオーバーホールが終了したら報告いたします。

 

無事直るのでしょうか?

 

【 追記 】

2021年 1月30日に無事オーバーホーが終了し戻ってきました。

当初の予定より周年イベントで忙しかったのか、2ヶ月弱かかりましたが結局オーバーホールで問題なく稼働しているので安心しました。

ちなみに周年イベント割引適用で7425円でした。

2020年が工房の割引適用期間だったようで、かなりリーズナブルにオーバーホールができたのはうれしいですが、もっと早く周年イベントに気付いていれば何本かオーバーホールをお願いしたかったですね。

しかし、オーバーホールで完全復活した

「リタルタフネス 7548-700B」

あと何年使えるのか凄く楽しみです。

 

 

 

 

【 SEIKO ALBA N944-7A50 】HYPER-TECH TITANIUM 使い方ガイド

すっかり忘れていましたが、こんなの持ってました。

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1994年公開の映画「スピード」で主演のキアヌリーブスが劇中でG-SHOCKの「DW-5600」を着用しており、G-SHOCKブームの火付け役となったのは有名な話ですが、時を同じくしてセイコーアルバから登場したのが、このHYPER-TECHです。

とにかくクセが強いデザインが多かったシリーズでG-SHOCKの様に樹脂ケースをまとったモデルもありました。

発売当時、中学生だった僕は既にカシオのDW-5600C-1を愛用していたので、HYPER-TECHには全く興味がなかったのですが、数年前店頭で状態の良いHYPER-TECHを発見し、現代にはないデザインの面白さと、懐かしさもありコレクション用に購入しておりました。

せっかくなので、今回は設定方法がやや複雑な「N944ムーブメント」の時刻合わせなどの方法を紹介しておこうと思います。

(古いモデルなので、セイコーのホームページにダウンロードできる【N944】の説明書はありませんでした。)

【 主な仕様 】

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それぞれのインダイヤル(12時、3時、9時の位置にある小さな文字板)を見てみると、12時の位置が「1/10秒計」、3時の位置が「24時間表示のデュアルタイム」、9時の位置は「AM、PM 12時間刻みの24時間計」です。

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時刻表示の際、赤色の秒針は針先とは逆側で日付を表しています。

3時の位置から1日がスタートして、9時の位置までカレンダーの日付表示があります。上の画像は18の位置を指しているので18日です。

おもしろいギミックですが、数字がかなり小さいので、日付を瞬時に判断する事はできませんね。

【 各種設定方法 】

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※リューズを時計回りに回転させると6時位置にある小窓のモードが①~⑥の順に変わっていきます。

時刻表示

アラームON (③でセットした時間にアラームが鳴ります。)

アラーム時刻設定

各種針のゼロ位置設定

カウントダウンタイマー(1分~60分まで設定可能)

ストップウォッチ(秒針はスイープ運針)

【 はじめに 】

バッテリー交換などをした際は、はじめに④でゼロ位置設定をして下さい。

【 ④→Ф← ゼロ位置設定 】

リューズ一段引きの状態でAボタン(時計回りに回転)、Bボタン(反時計回りに回転)を押すと赤色の秒針と連動して12時位置の1/10秒計を調整できるので、ゼロ位置に合わせる。

そのままリューズ一段引きの状態でリューズを回すと3時位置のデュアルタイムが調整可能。

そして、リューズ二段引きの状態でAボタン、Bボタンを押すと長針が動くので0時の位置に合わせる。その時、9時位置のインダイヤルの針も動くので合わせてAM12時にセットする。

【 ① TIME 】

現在の日付と時刻を設定できます。

↓手順↓

リューズを回して小窓に【TIME】を表示させる。

1. リューズを一段引き出しAボタン、Bボタンを押して秒針の弧になっている部分を日付に合わせる。

この状態でリューズを回すと3時位置のデュアルタイムも調整可能。

2.リューズを二段引き出してAボタン(時計回り)Bボタン(反時計回り)を押して時刻を合わせる。このとき9時位置のインダイヤルも動くのでAM、PMを気をつけて設定する。

(アラームをONにする②の場所でも日付、時刻設定が可能。)

【 ③ SET 】

アラームを鳴らす時刻の設定ができます。

↓手順↓

リューズを回して小窓に【SET】を表示させる。

リューズを二段引き出してAボタン、Bボタンでセットする。その際AM、PMに気をつけてアラーム時刻を設定する。 

そして、小窓を【②TIMEアラーム】の位置にしておくとアラーム音が鳴る。

【 ⑤TIMER 】

1分~60分までのタイマーが設定できます。

赤色の秒針が反時計回りに回転しカウトダウンします。3秒前からピッ! ピッ! ピッ! ピーーー! とアラーム音がなります。

↓手順↓

リューズを回して小窓に【TIMER】を表示させる。

リューズを二段引き出してAボタン(時計回り)Bボタン(反時計回り)を押して設定する。

【 ⑥CHRONOGRAPH 】

ストップウォッチ

リューズを回して小窓に【CHRONO】を表示させる。

↓使い方↓

Aボタンでスタート、Aボタンでストップ、Bボタンでリセット

 

WATCH DATA 】

ケース径縦 約49mm (ラグ先~ラグ先)
ケース径横 約48mm (リューズ含む)
厚さ 約11mm
ラグ幅 20mm
10気圧防水

チタンケース、裏蓋ステンレス

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ルミブライト

当日定価22000円(税抜き)

【 SEIKO DIVER´S 】 コスパ最高!!今こそ手に入れたいダイバーズウォッチとは!? SKX013 編

ここ最近の僕は、完全に物欲と食欲に支配されてしまっていますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

さっそく本題ですが、僕には日頃から欲しいと思っている腕時計の候補が何本かあります。

基本的には店頭で見つけた中古の腕時計で、価格もタイプもバラバラなのですが、臨時収入があったり、こつこつ貯めたお金でタイミングが合えば買い足していこうと思っている腕時計のことです。

最近ではTAGHEUER(Professional 2000)のクロノグラフを見つけたので密かに狙っていたのですが、それを差し置いて緊急入手した腕時計があるので紹介したいと思います。

事の発端は、近年噂されていたブラックボーイSKX007(ネイビーボーイSKX009)の廃盤説から始まるのですが、今回ばかりは本当に廃盤になってしまったのでしょうか?

僕は既にブラックボーイを所有しているので、まったくノーマークだったのですが、新品の価格が軒並み高騰していてびっくりしました。

現状から察すると、どうやら本当に廃盤っぽいですよね。

僕がブラックボーイを買ったのは何年も前なので、ほぼ未使用の中古品を8000円で購入しております。さすがに当時でも人気があったので、中古でも10000円を切るのは珍しかったので迷わず購入したのですが、3年ぐらい前までは新品でも20000円を切る価格で普通に売られていました。

最近までは当たり前の様に安く販売されていたブラックボーイですが、あのレベルのダイバーズウォッチが20000円以下で買うことができたのは、今思えば本当に凄い事だったと思います。

なぜなら、ブラックボーイはダイバーの安全確保のために設けられた、厳格なことで知られるISO 6425(日本ではJIS B 7023)の基準をクリアしているからです。

つまり、見た目がダイバーズウォッチの様であっても上記の検査に合格していなければ、ただのダイバータイプの腕時計と言うことになり、正式にダイバーズウォッチと呼ばれる腕時計の様な堅牢性や耐久性は期待できないと言う事なのです。

例えば見た目は伝統的なセイコーダイバーのデザインを継承している「新生5スポーツ」のダイバーシリーズですが、こちらは10気圧防水のダイバーズウォッチ風の腕時計と言う事になり、正式にダイバーズウォッチと名乗る事はできないのです。

この様にダイバーズウォッチのエントリーモデルであり、セイコーの稼ぎ頭であった腕時計が廃盤になるのは非常に残念ではありますが、今回は視点を変えて廃盤になると入手がより困難になるであろう、セイコーファンでなければ意外に知られていない同モデルのミドルサイズ

SKX013(7S26-0030)

を緊急入手しました。

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ブラックボーイは今さら説明不要な腕時計ですが、SKX013もブラックボーイと同じく1996年にCal.7S26を搭載して誕生した海外モデルのダイバーズウォッチで日本でも逆輸入品を購入することができました。

【Cal.7S26】

ハック機能、手巻き機構の無い自動巻きムーブメントです。

21石を備え精度は1日あたり-20〜 +40秒

40時間以上のパワーリザーブ

ムーブメントの動作環境-10℃~+60℃

ダイヤショックシステムの採用により、激しい衝撃にも耐えることができるタフなムーブメントなので多くの腕時計に使われています。

1996年~Cal.7S26A

2006年~Cal.7S26B

2011年~Cal.7S26C

【 SKX007(7S26-0020)との比較 】

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ブラックボーイと比べると単純に約4mm程小さいです。そして、セイコーダイバーの伝統的なドットの秒針がミドルサイズには採用されておらず、長針のデザインも違います。針類はSKX001 (7S26-0010)と同様になっていますね。

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そして、DIVER´S 200mを表記するカラーが違います。今回入手したSKX013は2002年製で18年も経過しているので、退色してオレンジ色になったのでしょうか?僕はオレンジ色の方がヴィンテージ感があって、いい雰囲気だと思います。

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比べてみないと分からないレベルですが、コピー品?と思わせるような微妙な違いがありますね。SKX013の方が若干文字が太く、丸みを帯びた感じになってます。

この様にSKX007とは細かな仕様の違いこそありますが、SKX013も1965年より続くセイコーダイバーズウォッチの堂々たる系譜の1つである事は間違いないと思います。

【 SSBT038(7C43-6010)との比較 】

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既に生産は終了していますが、現在でも根強い人気のSSBT038ともついでに比較してみました。

まずDIVER´S 200mとProfessionalを表記するカラーが共にオレンジ色でヴィンテージ感があって良い感じです。

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そして、ベゼル径は共に37mmで一緒ですが、ケースの厚みは自動巻きのSKX013が13mmなのに対して、クォーツのSSBT038は12mm、ケースの縦サイズ(ラグ先からラグ先までを計測)ではSKX013が45mmなのに対してSSBT038は43mmでした。

また、SKX013はラグ幅が20mmなのでベルトも選び放題なので遊べますね。しかし、19mm幅だと装着できるベルトの種類が随分減るので注意が必要です。

この様に機械式とクォーツ式なので、多少の差はありましたが、ほぼ同サイズと言っても良いサイズ感でした。

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サイズ感は一緒でも、やはりこの2本の大きな違いと言えばインデックスと針の違いでしょう。

SSBT038はシルバーのドットをベースに夜光塗料を塗ってあるのに対して、SKX013はホワイトのドットをベースに夜光塗料を塗ってあるのでインデックスのドットの大きさが随分違う様に見え、SKX013のインデックスの方がインパクトがあり視認性が良く感じます。一方の針はSSBT038がホワイトの縁取りをした針なのに対して、SKX013はシルバーの縁取りの針なので、逆にSSBT038の針の方が太く見えて断然視認性が良いです。

この様に、パット見は似ている2本ですが、実は真逆の顔を持つダイバーズウォッチでした。

【 SKX013レビュー 】

今回、廃盤!?に便乗して緊急入手したSKX013なのですが、とても満足できる1本でした。

腕の細い僕にはミドルサイズのこのモデルは装着時の見た目バランス、付け心地の良さなどSSBT038に負けず劣らず良かったです。そして、何より飽きの来ないこのデザインのミドルサイズというのが最高に良いですね。

SKX007とSSBT038を既に所有している僕ですが、それぞれ違った魅力があるので、せっかく買ったのに登場回数が少ないなんて事はなさそうです。実際、まだ買ったばかりですが、最近はこればっかり着けてしまう程のお気に入りになってます。

もし、SKX013を気になっている方がいるなら、買っても損はない良い時計だと思います。

もともと流通数も少ない時計ですが、状態の良い中古を20000円以下を目標に手に入れたいところですね。中古の相場的には状態にもよりますが、おそらくSSBT038と同じぐらいではないでしょうか?

一方SKX007はメチャクチャ売れた時計なので、今後も中古市場で枯渇する事はないと思いますし、新品の高騰につられて売る人も増えてくると思います。新品で欲しい方は早めの購入が良いかもしれませんが…

今回、紹介した3本は全部良い時計なのでオススメなのですが、取り敢えずSKX013は今のうちに入手した方が良さそうですよ!!

あの頃は安かったのにと後悔する前に3本全部いっときますか!?

 

【 CASIO MAR-300B-2A 】カシオ ミリタリークロノグラフ!? 【レビュー】

物欲の秋ですね!

今回も中古で面白い腕時計を見つけてしまったので、衝動買いしたのがコレ!

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逆輸入モデルでしょうか?

調べても詳しい情報は出てきませんでしたが、ミリタリーライクなカシオの一本です。⌚

見た目が気に入ったのと安かったので、何も考えずに即決した時計なのですが、家に着くまではずっとクロノグラフの時計だと思い込んでいました。

本当に思い込みって怖いですよね。

こんな僕でも以前はチュチマのミリタリークロノグラフや、オメガのスピードマスターマーク2などクロノグラフの時計を所有していた時期もありました。しかしながら、使い方を間違うと故障してしまうリスクが高かったり、オーバーホールするにも高額になるのを知り、二本ともそそくさと売ってしまった貧乏人でございます。

【レビュー】

それでは見ていきましょう。

プッシュボタンもクロノグラフ針もありませんね。それもそのはずクロノグラフじゃなかったからです。時間を合わせようとした時に気づきました。

それぞれのインダイヤル(12時、6時、9時の位置にある小さな文字板)を見てみると、12時の位置が「日付表示」、6時の位置が「24時間表示」、9時の位置は「曜日表示」でした。

要するに「カレンダー」です。

インダイヤルを配置する事によってクロノグラフ風にしているのでしょうか?たまに見かける仕様です。

とにかくこの手の時計は日付を瞬時に判断する事ができないですね。仕事でも頻繁に日付を確認する事があるので、その点は気になりましたが、そもそもその様に使う時計でもないので、それっぽく見える雰囲気が最優先なんでしょう。

(※リューズ1段引きで日付設定、2段引きで曜日、時刻設定ができます。) モジュール1794

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日本製ムーブメントで、中国組み立てです。

ケースサイズもリューズ部分を除くと、約39mmと使いやすいサイズです。

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 ネジ込み式リューズにスクリューバックで20気圧防水、アヤ目ローレット加工のリューズはミリタリー感があってカッコいいです。

しかし、チャプターリングの細かな目盛りは完全にクロノグラフの仕様だと思うので、どちらかと言えば蛇足な感じがしちゃいますね。

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ケースサイドにはライン状の掘り込みが入った凝った作りになっているのですが、このディテールは何かのオマージュなのでしょうか?初めて見る仕様でした。

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そして、夜光はこんな感じ!

視認性はそれなりに良いです。

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もともと装着されていたベルトはネイビーのキャンバスベルトで、ミリタリーウォッチにはお馴染みのベルトですが、矢印部分の合成皮革がすぐにダメになっちゃうのが残念なんですよね。このベルトも劣化していたのでNATOタイプのベルトに交換しました。

ネイビーの文字板には、ベージュ系のベルトがよく似合います。

尾錠と遊環はリサイクルできるので、取り外して保管しておきましょう。

いつ頃に幾らぐらいで販売されていた時計なのかは不明ですが、総じて良い時計だと思いました。

おそらくカシオなので、びっくりするぐらいお求め易い価格だったと思います。

カシオと言えばデジタルウォッチをイメージしがちですが、古いアナログ時計にはミリタリー顔のダイバーズウォッチなど面白いモデルもあったりして価格も安いので、物欲を満たすにはちょうどいいのではないでしょうか!?

この見た目でクロノグラフがあったら絶対買っちゃうと思いますね。