【SEIKO 2625-001A SQ海外仕様】オールドクォーツダイバーズ
最近はもっぱらクォーツばかりだ⌚
だって楽だから(笑)
日付を月初めにあわせるだけ。
めっちゃくちゃ楽!
自動巻きは使わないと止まっちゃうし、ワインダーで動かしてても少しずつ狂うから結局リューズで時間修正しないといけないし大変なのだ。
やはりダイバーズはリューズを無闇に触りたくない。
時計が増えると楽なクォーツを使いがちである。
今回紹介するのは、ジャンク品で入手したSEIKO 2625-001A だ。
今まで一度もジャンク品を買った事がなかったが、 海外仕様のSQマーク入りだったのとベゼルが良い感じに退色しているのが気に入って購入してみたのだ。
この2625ダイバーはベゼルが退色しているのを稀に見かける。
(※LOWERCASE×SEIKO EXCLUSIVEのアーバンリサーチ別注でゴーストベゼルが発売中)
動作未確認のためジャンク扱いとあったので電池交換すれば動くかも!?と少し期待していたが、さすがに電池交換では動くはずもなく修理することに(涙)
中に入っていた電池は真っ黒に焼けていたらしい。
ジャンク品とわかっていても、いざ本当に稼働しないとすごく残念な気持ちになるのはなぜだろう(笑)
古いクォーツなので修理可能か心配だったが2週間後無事に修理を完了して戻ってきた。
これと、コイル交換 10,800円也
この2625ダイバーはベゼル径32mmのレディースダイバーだ。
小さいがずっしりと重量もあり厚さが11mmなので存在感もある。
邪魔にならないサイズなのでサーファーが海で使用していたのか、レディースにしては中古市場に多く出回っている。
たまにボーイズとして売られているが、6458-600Aが本来のボーイズサイズだ。
6458ダイバーはベゼル径38mm 厚さは11mmである。
このサイズは腕の細い僕には一番しっくりくる大きさだ。
さらにラージサイズ7548ダイバーがあるが、こちらは現在のボーイ系とほぼ同じ大きさで、ベゼル径41mm 厚さは13.5mmある。
つまり、これがSKXシリーズの原型である。
これらは当時ダイバーズブームで売れまくった時計だが、海外輸出用のSQマーク入りは国内では基本流通していなかったので国内向けのマーク無しより日本では高値で取引されている。
7548ラージダイバーもSQマーク入りがあるが、6458ダイバーは海外での展開がなかったのかSQマーク入りを見たことがない。
あれば教えてください。
そして、7549ムーブメントのツナ缶600mダイバーと300mダイバーもSQマーク入りがあるなどコレクターには危険きわまりない誘惑である。さらにミントグリーンなどのレアカラーを加えると‥‥ お金がいくらあってもたりないのだ(笑)
この頃はSQ「SEIKO QUARTZ」を世界に売り出していた頃の時計なので、40年近く経った今も稼働しつづけるタフさと現代でも色褪せないデザインで非常に完成度の高い腕時計であると言える。
セイコーダイバーズのオールドクォーツだけでも、かなり遊べるのではないだろうか
【WATCH DATA】
2625ダイバー
定価35,000円
ベゼル径32mm
厚さ11mm
ラグ幅17mm
両方向回転ベゼル
亀戸工場
6458ダイバー
定価35,000円
ベゼル径38mm
厚さ11mm
ラグ幅19mm
両方向回転ベゼル
諏訪工場
7458ダイバー
定価35,000円
ベゼル径41mm
厚さ13.5mm
ラグ幅22mm
両方向回転ベゼル
諏訪工場