【 CASIO MAR-300B-2A 】カシオ ミリタリークロノグラフ!? 【レビュー】
物欲の秋ですね!
今回も中古で面白い腕時計を見つけてしまったので、衝動買いしたのがコレ!
逆輸入モデルでしょうか?
調べても詳しい情報は出てきませんでしたが、ミリタリーライクなカシオの一本です。⌚
見た目が気に入ったのと安かったので、何も考えずに即決した時計なのですが、家に着くまではずっとクロノグラフの時計だと思い込んでいました。
本当に思い込みって怖いですよね。
こんな僕でも以前はチュチマのミリタリークロノグラフや、オメガのスピードマスターマーク2などクロノグラフの時計を所有していた時期もありました。しかしながら、使い方を間違うと故障してしまうリスクが高かったり、オーバーホールするにも高額になるのを知り、二本ともそそくさと売ってしまった貧乏人でございます。
【レビュー】
それでは見ていきましょう。
プッシュボタンもクロノグラフ針もありませんね。それもそのはずクロノグラフじゃなかったからです。時間を合わせようとした時に気づきました。
それぞれのインダイヤル(12時、6時、9時の位置にある小さな文字板)を見てみると、12時の位置が「日付表示」、6時の位置が「24時間表示」、9時の位置は「曜日表示」でした。
要するに「カレンダー」です。
インダイヤルを配置する事によってクロノグラフ風にしているのでしょうか?たまに見かける仕様です。
とにかくこの手の時計は日付を瞬時に判断する事ができないですね。仕事でも頻繁に日付を確認する事があるので、その点は気になりましたが、そもそもその様に使う時計でもないので、それっぽく見える雰囲気が最優先なんでしょう。
(※リューズ1段引きで日付設定、2段引きで曜日、時刻設定ができます。) モジュール1794
日本製ムーブメントで、中国組み立てです。
ケースサイズもリューズ部分を除くと、約39mmと使いやすいサイズです。
ネジ込み式リューズにスクリューバックで20気圧防水、アヤ目ローレット加工のリューズはミリタリー感があってカッコいいです。
しかし、チャプターリングの細かな目盛りは完全にクロノグラフの仕様だと思うので、どちらかと言えば蛇足な感じがしちゃいますね。
ケースサイドにはライン状の掘り込みが入った凝った作りになっているのですが、このディテールは何かのオマージュなのでしょうか?初めて見る仕様でした。
そして、夜光はこんな感じ!
視認性はそれなりに良いです。
もともと装着されていたベルトはネイビーのキャンバスベルトで、ミリタリーウォッチにはお馴染みのベルトですが、矢印部分の合成皮革がすぐにダメになっちゃうのが残念なんですよね。このベルトも劣化していたのでNATOタイプのベルトに交換しました。
ネイビーの文字板には、ベージュ系のベルトがよく似合います。
尾錠と遊環はリサイクルできるので、取り外して保管しておきましょう。
いつ頃に幾らぐらいで販売されていた時計なのかは不明ですが、総じて良い時計だと思いました。
おそらくカシオなので、びっくりするぐらいお求め易い価格だったと思います。
カシオと言えばデジタルウォッチをイメージしがちですが、古いアナログ時計にはミリタリー顔のダイバーズウォッチなど面白いモデルもあったりして価格も安いので、物欲を満たすにはちょうどいいのではないでしょうか!?
この見た目でクロノグラフがあったら絶対買っちゃうと思いますね。