【VINTAGE CASIO TRW-100 】ヨットに乗ったこと無いですけど ヨットタイマー 90´s メンテナンス
今回は、以前手に入れたカシオ TRW-100 ヨットタイマーの紹介
国内では滅多に見ないので海外モデル?
でもebayなどにでてくる個体の防水表記は、100mで僕が持っているのは10BAR表記だから国内向けなのかな?
カラーリングが気に入って購入したけど、ボタンのプッシュ音とアラーム音が鳴らない事をあとから気づいた。
アラームは使わないけど、中古のデジタルウオッチではよくある残念ポイントだ。
もしかしてあれかな?
一つ思い当たる事があったので、裏蓋を開けてみることに。
そして、4つのネジを外すと裏蓋が浮き上がってきたので、ゆっくり開けてみるとバッテリーを押さえる金属のプレートが外れていた。
プレートでバッテリーを押さえつけて固定するタイプなので、プレートが外れるとバッテリーが浮き上がってしまうのだ。
しかもバッテリーには指紋がべったり付着しネジも錆びが出てる。
雑だから前のオーナーも自分でバッテリー交換してたのかな!?
バッテリーを固定するプレートも取り付けできなくなってるし、強引に外したの?
それはさておき、僕が確認したかったのはスプリングの有無だ。
疑ってゴメン!!
しっかりスプリングはありました。
◯印の部分に凄く小さなスプリングが刺さってるんだけど、このスプリングが裏蓋の共鳴板に当たってアラーム音が鳴る仕組み。
よく紛失するから有無を確認したかったのだ。
スプリングはあるから、接触が悪いのかピンセットで出したり入れたりしてたら、
(゜ロ゜;
OH SHIT !!
異次元に飛んでいきましたよ(-_-;)
さすがに小さいから、探す気にもならない。
【F-105のスプリングを移植】
結局アラームは死亡していたので、組み直す事に。
この時計はバッテリーを入れるだけでは、液晶が表示されないので、一度リセットする必要がある。
デジタル時計はムーブメントの何処かに「AC」オールクリアと表記があるはずなんだけど見当たらない。
白色のスペーサーを外すのか?
強引にいくとムーブメントが飛び出してくるので、しっかりムーブメントを押さえてグリグリこじって外すと「AC」ありました。( ´ー`)
アラームのスプリングの横にあるこの金色の端子が「AC」端子だ!
この端子と電池のプラス側をピンセットでショートさせて初めて時刻を表す液晶に数字が表示されるのだ。
バッテリーを止めるプレートがダメになっているので、スペーサーをはめて、閉めるばっかりにしてショートさせてみた。
この操作で無事に液晶も表示されたので、パッキンとネジにシリコングリースを塗って閉じて終了。
今回の作業でアラームが死亡してるのが確認できたけど、スプリングを紛失しただけで得るものは何もなかったな(笑)
※作業はすべて100円均一の指サックを人差し指と、親指にはめて行いました。
【WATCH DATA】
- モジュール:1004
- バッテリー:CR1616
- ベゼル径 約38mm
- 厚さ 約12mm
- ラグ幅 17mm
- 10BAR
【機能】
- ストラップウオッチ
- カウトダウンタイマー 1min~60min (メモリー×2)
- アラーム